2023.03.11
平成築でも『耐震補強』は必要ですか?
こんにちは。
埼玉県川越市の性能向上リノベーション専門店
りのびえ 埼玉店 プランナー 輪湖です。
12年前の2011年3月11日午後2時46分。三陸沖を震源とする
マグニチュード9.0の巨大地震が発生しました。
ニュースで流れてくる被害映像を直視するのが辛くて
しばらくTVが見れませんでした。
りのびえではリノベーションのご相談をいただくと
まずはお住まいの建築時期から耐震性を必ず確認します。
1981年(昭和56年)以前に建てられた建物の場合は
自治体で耐震診断の補助金を出している場合も多く、
お住まいの方も建物の耐震性が不足していると
認識されている方がほとんどです。
1978年に発生した宮城県沖地震を受けて、
1981年に基準法が改正され、『壁の量』を増やして家を
強くするように見直されました。
なので、改正前に建てられた建物は『壁の量』が不足している
建物が多く、耐震補強が必要です。
じゃあ1981年以降なら安心ね?と思いたくなりますが
実は建築基準法は1995年の阪神・淡路大震災を受けて
2000年に再度改正されています。
そこでは『壁の配置バランス』と『柱と土台の繋がり部分
(接合部)の確認と対策』が規定され、より耐震性を
高くするように定められたのです。(下記表参照 木耐協HPより)
なので、1981年以降2000年までの建物の場合、『壁の量は十分』ですが
『壁の配置バランス』が現行基準を満たしておらず
耐震性能が低いと評価される傾向があります。
例えば、建物の南側に掃き出し窓が集中してほとんど壁がなく、
北側は水回りの小さな窓だけで壁が多い建物は、
採光は抜群ですが、『壁の配置バランス』を見ると
残念ながら良くはありません。
りのびえでは、2000年以前の建物の場合は、耐震診断を
した上で、必要に応じて耐震補強をご提案しています。
これから先の暮らしの『安心』のために
大丈夫かな?と思ったらお気軽にご相談くださいね。
断熱、省エネ、デザイン、間取り変更、収納などなど
住まいと暮らしの性能向上リノベーションはりのびえにご相談ください♪
川越市、鶴ヶ島市エリア は 埼玉店まで
佐倉市、四街道市エリア は 千葉店まで
お目にかかれることを楽しみにしています(⌒∇⌒)
埼玉店 輪湖